野球と巨人。時々、読売ジャイアンツ

強い時も弱い時も俺に出来るのは応援のみ

ジャイアンツ球場と期待のファーム選手

パリーグは、未だに順位が確定してないっていうのに、巨人はBクラスに沈んでCSの出場権すらない。

原辰徳ではないが、ちょっと早過ぎる。


こちらも、例年より早目の巨人ロスと戦っているところ。


昨日、野手の補強は必要ないと書いたが、現有勢力が急ピッチで成長していることと、ファームにも有能な選手がいるというのが理由である。

もちろん、ドラフトで欲しい選手はいるが、現在のジャイアンツは投手陣の整備と充実が最優先だ。


さて。話しは変わるが、ジャイアンツ球場でファームの試合を観戦するのが好きだ。




この画像は、今月1日に現地観戦した時のもの。

古いiPhoneで撮った画像なので、小さいし綺麗ではないが勘弁を。



一応、座席番号と名前は隠しておく。

普段は、もっとグランドに近い座席にするのだが、この日は日差しに強くない妻が同伴だったことに加え、チケットを買った時点では天気が分からなかったため屋根付きの席にした。


巨人は、この試合に勝ってイースタンリーグの優勝を決めたのだが、それはどうでもいい。


ファームには、使えば面白いと思える選手がいる。



岡田悠希は、一軍の試合にも出場し守ってはファインプレーでチームを救っているが、なかなか一軍に定着出来ずにいる。


この岡田こそが、外野の残り一枠だと思っている。

現実は、丸佳浩も助っ人もいるので簡単ではないが、もし、ブリンソンもウォーカーも切るのであれば、新助っ人はピッチャーにして国産の生え抜きを使った欲しい。


岡田の他にも、松原聖弥もいるし、ポジションは内野だが菊田拡和もいい。


松原は、2020年までに育成出身選手としてブレイクしかけたが伸び悩んでいる。

一時は〝人気の背番号9〟を背負ったことから、亀井の継承者として期待されたりもしたが、壁を乗り越えられずにいる。

松原が出てくるようなら、層に厚みも出るし機動力が増すんだけどな。


菊田拡和のバッティングは魅力。バッティング練習で見せる飛距離や打球の速さはナンバー1だ。

センスもあるので、使っていけば結果は出せると思う。

一軍でノーヒットというのは、チャンスが少ないのと、ここで結果を出さなきゃ落とされるというプレッシャーに負けてるからだ。

守備が下手なのが致命的だが、打力だけなら通用する。


取り留めもなく書いてきたが、秋季練習も含めてジャイアンツ球場には足を運ぶので、情報あれば発信して行きたいと思っている。


※下書きに失敗して、投稿されてしまった記事があるが、全て編集し、この記事にまとめてあります。

巨人の補強ポイント 野手編

こんにちは。

今回は、巨人の補強ポイントについて書いてみようと思う。

ここで言う補強とはFAはオマケで、ドラフトやトレードをメインと考える。


最終戦のオーダーを見てみよう。


❶中 浅野翔吾

❷遊 門脇誠

❸三 坂本勇人

❹一 岡本和真

❺補 大城卓三

❻左 長野久義

❼右 秋広優人

❽ニ 吉川尚輝

❾投 山﨑伊織


打順のフォーメーションに関しては別件で取り上げるとして、若手・中堅・ベテランで構成されている。

Bクラスに沈んだので、こんな事を書くと笑われるかもしれないが、スタメンの面子としては悪くない。


ここに、中田翔・丸佳浩・ブリンソン・ウォーカーなどが加わる。


スタメン組からは、後半になって調子を上げてきたが、ベテランの長野がシーズン通して活躍出来るかは疑問。

もちろん、来年以下も頑張って欲しいが、彼の穴を埋める人材は必要だろう。


その長野とサカチョーコンビを組む坂本勇人は、開幕時はスランプが長引いたが、終わってみれば既定打数に到達して2割8分8厘、22本塁打を記録。

シーズン通して、率を上げて来ての結果だから、まだ3割も狙える。


捕手の大城卓三。

リード面で批判が多い選手だが、それは重箱の隅を突く行為だと私は思っている。

この先、さらに勉強して成長していく必要はあるが、悪いキャッチャーではないし、DH制のないセリーグで2割8分1厘・16本塁打。

打率2割8分台は坂本と同じだし、ホームラン6本差も十分に褒められる数字だ。

不動の正捕手で文句ない!だが、143試合フル出場は厳しいので、穴を埋める控えの捕手は必要だろう。


次に、スタメンから外れている選手。


開幕当初はホームランキングを独走していた中田翔だが、怪我で離脱してからの復帰後は際立った活躍ができなかった。

だが、ここで一発欲しいという場面では、度々期待に応えてくれた。

彼のファーストの守備力はゴールデングラブ賞レベルで、打撃不振であっても一塁を守って欲しいとさえ思う。

だが、過渡期を迎えている巨人は、門脇にショートを任せるため、または、坂本の負担を軽減しサードへコンバートをしたために、ファーストは岡本が守ることになった。

公式発表ではないが、中田翔は出番を求めてFAするという話しも聞くが、もし骨を埋めてくれるなら脅威の代打の切り札になる。


今シーズンからライトを守ることが多くなった丸佳浩。

正直、彼に関しては掴みどころがなくて、私には判断が出来ない。

ただ、昨年もスランプが長く二軍落ちも経験していることから衰えが来てるのかもしれない。


助っ人はウォーカーから。

昨年は、彼以外の外国人選手を解雇したことからウォーカーに対する期待の大きさが窺える。

ところが、今シーズンに向けて来日していた彼の身体は緩く、スタートが遅れただけでなく、結局一軍で活躍出来ずに終わった。

バッティングは、相変わらず良いのだろうが、いかんせん守備はプロのものではない。

ウォーカーは、DH制のあるパリーグの方が向いてるだろう。


ブリンソンは初年度なので何とも。

駄目だと切ったポランコがパリーグでホームラン王争いをしているのは、チームの選手を見る目がないことを露呈してしまった。



以上のことを踏まえると、外野を守れる野手が欲しい。

守備範囲が広く強肩の外野手が欲しい。

少々、バッティングがいいからと言って、守りがザルの選手では駄目だ。


外野の野の枠も、せいぜい一つ。

来年は、浅野と秋広をレギュラーとして使うだろう。

そうなると、必然と残りは一枠。

ここはFAやトレードで穴を埋める必要はないと考える。

獲得するなら、ドラフトで即戦力のあの選手。

あの選手に関しては、ドラフトの時にでも。


最後に、中田翔の登場曲を聴いて終わりたい。



俺、中田翔が好きだ。


次回は投手編で。

デーブ大久保の退団に思うこと

大久保打撃チーフコーチが、自らのYouTube番組で退任を発表したした。



その番組の中で「原監督が自分で責任を取っていくという中で、俺がのうのうともう一回、役職をもらって、ユニホームを着れるかというと、こんなことはあり得ないと思っていた」と語る。


私としては、デーブの入閣に大きな期待をしていた。

取り入れたアーリーワークで鍛えた打線が秋になって火を吹くだろうと信じていた。


そう思えたのは、デーブの口の上手さに騙されたわけではなく、秋のジャイアンツ球場で立ち上がるのも苦労するほど厳しい練習で鍛えられる姿を見てきたからだ。


得点を奪えずに負けると貧打!貧打!貧打!とファンから揶揄され続けたが、個々の打撃力不足ではなく、チーム全体の作戦ミスで、取れるはずの点を取り損ねて来たのではないかと私は思っている。


例えば、5番に置いた大城卓三に送りバントのサインを出す。

打順に関係なくチャンスメイクすというのが狙いだろうが、巨人は、時と場合を完全に見誤っている。


強打者に送りバントをさせるのは、今シーズンに限ったことではなく、全ては記憶していないが、中田翔や坂本勇人にもバントのサインを出している。

その時は成功しているが、結果的にそれが巨人にとってはマイナスに作用してしまった。


実績のある強打者にも、送りバントをさせる。

細かな野球(スモール野球)も絡められるんだ、うちのチームは!と言うのを見せたかったのかもしれないが、緻密な野球とはそういうものではない。


1番2番打者は、なるべく相手投手に球をなげさせてた上で塁に出塁し、チャンスメイクしてクリーンアップに繋げるというのが仕事だ。

それを、フォアボールというのは最初から選択肢にないかのように早撃ちをして凡打する。

また、日替わりで打順をコロコロ変えたのも大きなマイナス。

つまり、打順ごとに役割があるが、それさえも変わってくるのだから、バッターは戸惑うし、その打順での自分のバッティングを構築できないまま終わってしまった。


話しをデーブに戻すが、チーム打率・チーム本塁打はリーグトップ。

だが、肝心のチーム得点は3位に止まった。

どんなにヒットを重ねようが、走者をホームに帰さなければ得点にはならない。


セパ共に投高打低の中で、チーム打率2割5分2分、本塁打164本は上出来かもしれないが、チーム得点523は、打線のチーム(そのつもりだったんだろ?)としては約200点不足している。


打撃チーフコーチとしては、何も出来ずに終わった。

これが、デーブ大久保の評価だから退任は当たり前なのである。


さっき、退団を表明するYouTubeを見たが、あくまで自分から進んで退団したのであって解雇ではないと言いたくて番組作ったのかなと感じるほど、引き際がみっともない。


もしかしたら、アーリーワークの成果が来季以降に現れるかもしれないが、今後は居酒屋の親父として悠々自適に暮らしてくれ。



チームは阿部新監督のもと、新たな組織で日本一奪回を目指していく。